吸血鬼の存在が認知された現代日本。NPO法人シェパーズ・クルークは、吸血鬼=特種害獣の捕獲を生業とする日本で唯一の専門組織である。被害者の治療薬を作るため加害個体を狩るのは、奇妙な縁で繋がった四人のスタッフと、居候の最強吸血鬼。日々危険と隣り合わせの危険な仕事をこなしていた。これは、スリリングな日常の幕間に起きる小さな物語。 「羊飼いのセレネイド~狼と狩人は闇夜に踊る~」の番外編集。作中の時系列は順不同。不定期更新です。
更新:2022/1/20
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小学二年生のぼくは、毎週日曜日の『守護戦獣シャイニングウルフ』を欠かさず観ている。シャイニングウルフは正義のヒーローで、その敵ダークウルフは、人間の悪の心につけこんで身体を乗っ取るんだ。夏休み、ぼくは『修二おじさん』がママを苛めるところを見てしまった。どうやらダークに操られているみたい……ぼくがママを助けなくちゃ!
更新:2013/8/9
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長編『水面の月を抱く国』の番外編です。過去エピソードですので、本編をお読み頂いた方がより分かりやすいですが、章ごとに単独の作品として完結しています。湿度高めの恋愛モノです。 第一話:国王に想いを寄せる歌姫の、後宮での一夜 第二話:強面の将軍と、亡くなった妻との穏やかな夫婦の日々 第三話:若かりし頃の国王と、後に王女の生母になる女との出会い
更新:2012/9/19
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婚活サイトで知り合った千夏は、清楚で朗らかで、まさに僕の理想の女性だった。三回目のデートでプロポーズした僕に、彼女は喜びつつもためらいを見せる。「実は母が幸司さんとの交際に反対していて……」彼女が語る過保護な母親の実像は、徐々に異常性を帯び、やがて意外な結末に……。 ※ノベルデイズにも掲載しています。
更新:2017/8/8
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中学時代、思春期を共有した親友がいた。彼女は失恋した相手に冷酷な呪いをかけた。私はその親友と十年ぶりに再会することになった。どうしても伝えたいことがあって……。
更新:2011/11/27
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母方の生家は地元で有名な旧家だった。距離の近すぎる親戚関係を嫌って故郷を離れた私は、祖母の危篤を知って十年ぶりに帰郷した。訪れた病院で、同じく見舞いにやってきた従妹の祥子と再会する。高校生になった祥子は天真爛漫で、こんな時にもかかわらずデートの約束をしているらしい。「忘れ物を取りに帰りたい」と頼まれた私は……。 ※ノベルデイズにも掲載しています。
更新:2016/7/2
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私のところに出てくれば何度だって殺してやるのに。あの女の幽霊に、夫は今日も怯えている。あの執念深い女は夫にだけ姿を見せて、彼の心を占有しようとしている。まるで私を見下すような薄い笑みを浮かべながら。彼女は夫の妄想なのか、それとも私の夢なのか――。湿った夏の風が風鈴を揺らす度、赤い蝶は夢とうつつの間を行き来する。 ※ノベルデイズにも掲載しています。
更新:2016/7/30
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鍵をなくし、私はマンションのドアの前で困り果てていた。八ヶ月の息子を抱え、両手には重い荷物、夫の帰りは遅い。そんな私に声をかけ部屋に招き入れてくれたのは、隣に住む女性だった。ほとんど付き合いのなかった隣人の親切に戸惑いつつ、私は厚意に甘える。彼女は「いい人」のはずだったのだが……。 ※ノベルデイズにも掲載しています。
更新:2018/7/31
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一人暮らしの母が死んだ。葬儀を終え、遺品整理のために母の部屋に泊まっていた僕は、深夜、いるはずのない子供の声を聞いた。「まぁだだよ。もういいよ」懐かしい友達との再会が、おぞましいかくれんぼの記憶を呼び覚ます。
更新:2021/8/25
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